著者
斉藤 昌之
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.23-29, 2012-01-01 (Released:2013-01-01)
参考文献数
33

褐色脂肪は代謝的熱産生を行なう特異的な脂肪組織であり,寒冷環境下での体温維持やエネルギー消費の自律的調節に関わっている.褐色脂肪に関する従来の知見の大部分は冬眠動物や実験動物から得られたものであったが,最近成人にも褐色脂肪が存在し実際に機能していることが明らかにされ,肥満やメタボリックシンドロームとの関係で注目を集めている.ここでは,マウスなどでの知見をまとめてから,ヒト褐色脂肪研究の現状について食品成分による活性化の可能性を含めて紹介する.

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@Cc4Mg どうも糖取ったら脂質は使わないかと言われたらそうでもないらしく状態に合わせて糖○%、脂質○%と切り替わるっぽいです 脂質もまあまあ常に使ってるみたいで定期的に代謝の材料をPUFAから補充したらいいのかなって カプサと合わせるとより褐色脂肪細胞が活性化するみたいでw https://t.co/GPUb0sqZGU
褐色脂肪組織でのエネルギー 消費と食品成分による活性化 https://t.co/U5s6udhwGO
参考になる/褐色脂肪組織でのエネルギー消費と食品成分による活性化 >> KASEAA 50(1) 23-29 (2012) https://t.co/Mz6eoPYOT4

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