著者
和田 正 田中 彰裕
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.376-382, 2013-06-01 (Released:2014-06-01)
参考文献数
29
被引用文献数
1

筆者らは,スクロースをイヌリンに変換する酵素生産細菌 Bacillus sp. 217C-11 株を見いだすことに成功した.この酵素は,イヌロスクラーゼに分類される新規な糖転移酵素であることが明らかになった.また,酵素の反応条件を任意に選択することによって合成されるイヌリンの平均鎖長を制御できることもわかった.こうして作られたイヌリンは,植物由来のイヌリンに比べて水溶性が高く,食品加工特性に優れるものであった.近年では,脂肪に似た食感のゲルを形成する性質を利用して,油脂含有食品の低脂肪化のための素材としての利用が拡大している.

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イヌリンはブドウ糖と果糖のポリマーなので、甘いでしょうね。 国内大手メーカーとは、フジ日本精糖です。 どの通販会社も、ここの業務用の25kgを買って小分けしただけです。 チコリから直接抽出する事はないでしょう。(それはコストを度外視し過ぎです。ありえないです。) 製造は化学合成とは言わず、酵素処理したものです。 詳細についてはこちらをどうぞ。 https://www.jstage.jst.go. ...

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