著者
山本 章
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.152-155, 2018-02-20 (Released:2019-02-20)
参考文献数
5

遠藤 章先生によって発見された世界最初の本格的抗コレステロール薬(コンパクチン,ML-236B)を,世界で初めて難治性重症高コレステロール血症の患者さんに使わせていただく光栄に浴したものとして,先生のガードナー国際賞受賞を心からお祝い申し上げます.現在,高脂血症治療の第一選択薬として広く使われている数種のスタチンは,すべてML-236Bを雛型として開発されたものであり,先生のML-236B開発にかけたひたむきな努力と,苦難と挫折を何度か乗り越えてこられた忍耐の賜物であります.私と先生の付き合いはすべてこのスタチンとともにあり,ここでは当初の臨床開発の軌跡をたどることによって治療にかけた情熱を皆様と分かち合いたいと思います.

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家族性高コレステロール血症の治療薬の一つ、スタチンは遠藤章先生によって発見されています。ノーベル賞を受賞した、LDL受容体の発見に並ぶ重要な発見だと思います。 https://t.co/WxpcbxvWqz

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