著者
古賀 文洋
出版者
日本海洋学会
雑誌
日本海洋学会誌 (ISSN:00298131)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.16-20, 1968-02-29 (Released:2011-06-17)
参考文献数
7

橈脚類には他の甲殻類にみられるように産卵後, 卵塊や卵嚢を体の一部に付着させる種類と水中に浮遊性卵を産出するものとがある.本論では境脚類の浮遊性卵についてC. GROBBEN, J. SφMME, S. M. MARSHALL etc. によって記載されたCalanus 類, M. OBERGによるCentropages, M. W. JOHNSONによるTortanusの卵などに著者が観察した数種類の卵を記載し考察を加えた.浮遊性卵には特別な浮遊適応をしたものと, しないものがある. 浮遊適応をしない卵で典型的なものはCalanidaeの卵である. 浮遊適応をした卵には膠質状のケースの中にあるEucalanus, 刺やいぼ状の突起を持つCentropagesや赤道面が平板状になったケースを持つTortanusの卵などがある.

言及状況

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下のリンクからPDFダウンロードできるけど、カイアシ類には多様な卵形態が存在し、棘がついているものや円盤になっているもの様々ある。 https://t.co/1SOkgr1sBC

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