著者
長屋 裕 中村 清 佐伯 誠道
出版者
日本海洋学会
雑誌
日本海洋学会誌 (ISSN:00298131)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.20-26, 1971 (Released:2011-06-17)
参考文献数
14
被引用文献数
15

北太平洋および日本近海海水中のストロンチウム濃度を原子吸光光度法によって測定し, Sr/Cl比を算出した.ストロンチウムの平均濃度は8.08mg/kg, 平均Sr/Cl比は0.425mg/kg/‰ であった.Sr/Cl比の海域別, 深度別変動は5%以下であって, 分析誤差を考慮すればSr/Cl比はほとんど一定である. また, ミリポアフイルター (0.22μ) によって分離される粒子状Srは存在しないと考えられる.これ等の結果は大西洋についての最近の報告とは一致しない.

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@kapipar73742272 海水中の濃度も、濃縮係数も、古くから研究され報告されていますね。 https://t.co/rR6LqVSuhE https://t.co/fw1hbt3n3F
@baronpiyo @kottur_lover22 普通に海水に含まれているようです
https://t.co/9efxEox5Gq まあストロンチウムだけ事例に取ると普通に海水に含まれてるんだよな (そら火山性の熱水鉱床とかあるわけでなんかしらとけてるんだよな)
https://t.co/MfJSi4B5jj 自然界にないって断言出来る君の世界線は間違っているんだからそこの世界に戻った方がいいよ。 エルフのトラックで異世界に戻りなさいな。 https://t.co/gOM9ypCMYf

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