著者
冨田 功
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.318-321, 1994-05-20 (Released:2017-07-11)
被引用文献数
1

平成6年4月から使われる高校の化学教科書には, これまでと違って, 18族方式の長周期周期表が登場する。従来の周期表では, 世界的にAB亜族の命名法に二つあって, 混乱のもととなっていた。新方式は国際純正応用化学連合(IUPAC)の推奨にもとづくものだが, これが唯一絶対の周期表の決定版というわけではない。電子配置と物質の性質は切り離せない関連を持つが, どんな問題点があるだろうか。この機会に周期表の効用や限界をもう一度見直すことも意味のあることではなかろうか。

言及状況

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A族、B族については、歴史的経緯を含めて、次のページに詳しく解説されています。 https://www.chem-station.com/blog/2019/05/periodictable.html こちらに対比させた表があり、小文字のa,bの表記についても触れられています。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/42/5/42_K ...

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で、調べたら: https://t.co/MWFbh93P1e https://t.co/bn5LaorFxO 1989年のIUPACで1-18が推奨に切り替わって、高校教科書では平成6年から切り替わりと。 https://t.co/zUZ6tv3Ii2 からすると、IVはいまもあり、っぽいが。

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