著者
出川 哲朗
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.296-297, 2016-06-20 (Released:2016-12-27)
参考文献数
4

曜変天目は世界に3碗しか現存せず,そのすべてが,国宝に指定されている。宋時代に建窯で焼成されたもので,南宋の宮廷でも使われ,日本には室町時代にもたらされ,徳川将軍家にも伝えられた。この曜変天目の釉上に丸い斑文があり,その周囲が青く光り輝くのを特徴としている。この青く見える部分は固有色ではなく,構造色と考えられ,現在その解明が進められている。

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https://t.co/Lw0GoAh3yG 論文の内容とその著者のお名前に驚いてしまった #歴史秘話ヒストリア
大阪市東洋陶磁美術館 館長 出川哲朗氏 曜変天目について https://t.co/61fwdklYfN
やはり構造色みたい。 https://t.co/GakFSQBXhc
.@Nagapiii 孫引きですが、https://t.co/7pVmcgcl3z で「東洋磁器」掲載の表面構造の研究が示されています。ただ、実際の色には「構造色」.. https://t.co/59byU7xs17 「陶芸史上最強の難題! 800年間作者も製造法も不明の幻の茶碗「曜変天目茶碗」..」https://t.co/TuKNqwxyYy にコメントしました。

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編集者: 相太
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編集者: 奈良たかし
2022-08-03 12:41:40 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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