- 著者
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荒川 修
- 出版者
- 公益社団法人 日本化学会
- 雑誌
- 化学と教育 (ISSN:03862151)
- 巻号頁・発行日
- vol.65, no.5, pp.224-227, 2017-05-20 (Released:2017-11-01)
- 参考文献数
- 4
我々日本人は,昔からフグに魅せられ,試行錯誤を繰り返しながら独自のフグ食文化を築いてきた。これに伴い,フグの毒テトロドトキシンに関する研究も日本を中心に進められ,大きな成果をあげてきた。本稿では,フグ毒の正体,フグ毒とそれを保有する生物との興味深い関係やフグを安全に安心して堪能するための工夫について,近年の研究成果を踏まえて簡単に紹介したい。