著者
吉田 晃
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.65, no.8, pp.384-387, 2017-08-20 (Released:2018-02-01)
参考文献数
5

ラヴォワジエの研究の出発点は1772年のリンと硫黄の燃焼実験であり,その際の質量変化に着目したことであった。2年後には,プリーストリから示唆された酸素気体を対象として定量実験を繰り返し,この酸素が質量変化をもたらす原因であることを突き止め,フロギストンではなく酸素と結びついていた熱素(カロリック)の遊離が燃焼の際の熱をもたらすことを明らかにした。

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ラヴォアジエの水の分解実験、再現できないかなと思って実験装置考えてみたりしてる。鉄パイプの接続部分をどうしよう
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ラヴォワジエ:燃焼現象の解明と酸素の本質 https://t.co/34Ov3sKUCk
ダイヤモンドを燃やす実験、楽しそう(図2) ラヴォワジエ:燃焼現象の解明と酸素の本質 https://t.co/Ky5Cgg9QU3 https://t.co/DCAYQIE5XL

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