著者
本間 行彦
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.352-357, 2013 (Released:2014-05-16)
参考文献数
9
被引用文献数
1

漢方医学が医学研究や臨床の現場において未だに一人前と認知されていない理由として,大学を中心とした多くの医学研究者の「漢方は科学でない」という評価によると思われる。このことは漢方の普及を著しく妨げ,漢方で改善されるべき悩める多くの患者の救済を制限していると思われる。このことから,漢方が科学であることを証明することは急がれねばならない。著者は,今回,科学とはなにかを主テーマとする「科学哲学」の視野から漢方の「証」の成立を中心に検討し,漢方は確固とした科学であると結論した。

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リファーは見てないけど、一応執筆者の言を信じれば、少なくとも2013年時点では「一人前の医療、科学」ではないようだね。察し。 本文で統計はp値がーって言ってるけど検証ないし、こういう俺の感想みたいな論文が出せる界隈ってどうなってんだと思うのである。(雑感) https://t.co/6Yzb9vz79e
「漢方の科学性」本間行彦 EBMは臨床的経験や勘と客観的な科学的論拠の両者を統合したものとし、枚挙的帰納法としての証を根幹とする漢方は、現象の同一性を説明しうるので、科学であると論ずる。 https://t.co/g3zNQ8vBik
@economicscience とても重要なご指摘ですね。漢方医学と西洋医学は、医療に対する哲学的アプローチの違いであり科学的論理的思考が必要な点で共通していると思います。 漢方と科学的思考について、わかりやすい論文がありましたので、こちらにご紹介します。 https://t.co/qjfACwRHuD
漢方の科学性 ─科学哲学からの考察─(本間 行彦) https://t.co/tTlwsl8TCx 医師である著者は、質的研究が提唱されるようになったという文脈で、「1回しか起こらない、いわゆる1回起性の事象も科学としての検討対象となりうる」と述べているが、私は何らかの論拠があるようには読めなかった。
漢方の科学性 ─科学哲学からの考察─https://t.co/kW0oouWjaA

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