著者
齊藤 信夫
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.94, no.5, pp.647-653, 2020-09-20 (Released:2021-04-01)
参考文献数
19

インフルエンザワクチンを毎シーズン連続して接種するとワクチン効果が減弱するかもしれないという議論がある.我々は,過去の感染を考慮したうえでこの現象を検討する臨床疫学研究を行った.その結果,9~ 18 歳の若年者において,連続接種者のワクチン効果は当該シーズンのみ接種したものに比べ,優位に低いことが示された.また,ワクチン効果は過去のワクチン接種回数に用量依存的に低下していた.この現象は,ワクチン株間の抗原差が小さく,ワクチン株と流行株の抗原差が大きくなった場合(抗原変異)に若年者におこりやすい可能性があり,更なる検討が必要である.

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解析方法の不備やKeitelらのRCTで否定されていた反ワク界隈で有名な「Hoskinsのパラドックス」が実は本当かもって話もあって、flu自体の毎年の予防接種に逡巡していた。 今年は既に2回接種したが、よく調べて来年は少なくとも2回目は受けない方向で検討しよう。 https://t.co/2kTyg29UMm https://t.co/71rBRRsMQR https://t.co/KdqBAaqd7P
@R4fZq mRNAに変更されていないかどうかは注意! 従来のものも毎年打っていると効果が下がるのは間違いなさそう(リンク先参照)。どうしても打つなら4年に1度にしては。 ちなみに私はコロナ
メモ https://t.co/toMVS6lhxI
@mahotukai2000 @mayatine 2010年以降の齊藤信夫・大分大学准教授の研究でも、B型インフルエンザワクチンを4年連続で接種すると逆効果だと指摘されてます。 https://t.co/Sx2XLMsIuP https://t.co/cmOWqs1UJG
2010年以降の齊藤信夫・大分大学准教授の研究でも、B型インフルエンザワクチンを4年連続で接種すると逆効果だと指摘されてます。 感染やワクチン接種で抗体ができると変異株に対して最適の抗体ができにくくなる「抗原原罪(免疫刷り込み)」現象を御存知無いのですか? https://t.co/Sx2XLMsIuP https://t.co/vElbTtmSP0 https://t.co/FxbXvWyHe0
@corowaku_memo 尚、齊藤信夫・大分大学准教授の研究によれば、B型インフルエンザワクチンを連続4年接種すると抗原原罪で逆効果になるとの事です。 https://t.co/Sx2XLMsIuP https://t.co/fniCHbrzE7
@aromatic777777 つまり、もし仮に、小児科医れい氏がインフルエンザワクチン接種のみ推奨し、アスピリン投与の危険性を啓蒙してないとすれば、インフルエンザワクチン接種での金儲けが動機である疑いがあります。 B型インフルエンザワクチンを連続4年接種すると抗原原罪で逆効果になります。 https://t.co/Sx2XLMsIuP https://t.co/l855hPh1sx
@yamanakayuki777 @bystander0with0 B型インフルエンザワクチンを連続4回接種すると逆効果になるという齊藤信夫・大分大学准教授の研究があります。 https://t.co/Sx2XLMsIuP すなわち、子供へのB型インフルエンザワクチン接種は虐待に該当しますので、ご注意ください。 https://t.co/qG4BbGyfB0
はて。成熟してより強く結合するのは武漢型の方だと思いますが。 あと「それはそうだと思いますが」くらいで流してますが、自然感染なら免疫が非特異な抗体に偏らないので原罪に縛られにくくなるくらいの気の効いた答えすればいいのにと思いますね。 https://t.co/dRmIKt311g https://t.co/A4dTXTjuEk https://t.co/8i3XOu97sZ
@EmiNakayama7 @Q0fdCShG2IQ76JD 補足します。 抗原原罪(免疫刷り込み)の効果も大きいです。 尚、御存知かもしれませんが、インフルエンザワクチンを連続3回接種するとB型インフルエンザでは逆効果になる危険性が指摘されています。齊藤信夫(2020)参照。 https://t.co/lx3dRg9o5x https://t.co/ge9TNtPmCX
フルワクも同じ。自然感染でも抗原原罪はあるが、ワクと違いいきなり大量の特異的なIgGとならず、非特異な自然抗体(IgA,IgM)を適度に作って早めに減るので原罪になりにくいということ。 医クラが抗体価信仰で免疫の多様性を理解していないのが問題。 https://t.co/dRmIKt3yQO https://t.co/D9ZUtT01QZ https://t.co/NQ7gA3Pxhr
なおインフルワクチンは同じ抗原それ位打つ事あるだろという批判もあるためかスパイクタンパク繰り返しが危険という主張になっているような気が 死ぬかどうかはともかくインフルエンザワクチンは繰り返し打つと効果が減弱というのは報告(図23)があるのでそちらが気になります https://t.co/eIxDRXBKWY https://t.co/gVRJ11u3oT
インフルエンザワクチンの毎年連続接種による効果減弱 mRNA系ワクチンではないけど、同じように変異するウイルスなのでコロナでも基本的に同じだと思う。 新コロの場合は年に複数回なのでもっとじゃないかなとは思うし、抗原を変えたワクチンを射って効くのかなとも思う。 https://t.co/vgLd1ISvNj https://t.co/omuykXOVpa
@AichanwithKonan ありがとうございます!!齊藤信夫『インフルエンザワクチン連続接種によるワクチン効果減弱についての臨床疫学研究』…チャレンジングな論文ですね!連続接種で効果が減弱するのか、それとも打たないほうが…も見え隠れ。インフル研究でこの段階…アンタッチャブルなのかなぁ。https://t.co/8wi4x6jZfr
〝我々は,ワクチン連続接種者のワクチン効果は,前 シーズン未接種のワクチン効果より優位に低く,ワク チン効果は過去のワクチン接種回数に用量依存性低下 することを示した〟 https://t.co/oayIX8wLtO フルワクも同様。打った人ばかり罹ってるというのはよくある話ですね https://t.co/2w6Lo1mWAB https://t.co/ZiZBt6iPbt
@s_dorobune https://t.co/k2ulaJIPx5 因みにですが、インフルエンザではワクチン接種を頻繁に行うと(半年以内に2回以上)ワクチン効果が低下すると若者まで確認されてます。 また、現行のワクチン接種をしても従来株の抗体しか当然ですができません。 もう既に現行ワクチンの効果は1/3以下まで落ちてます。 https://t.co/9VJXMx1UQl
インフルエンザワクチン連続接種によるワクチン効果減弱についての臨床疫学研究 https://t.co/mC5ugalB3f > 9~18 歳の若年者において,連続接種者のワクチン効果は当該シーズンのみ接種したものに比べ,優位に低い ことが示された.
色々と要素があるので断定はできないが、インフルエンザワクチンは毎年打ってるとあんまり効かなくなるかもしれぬ、という一昨年の論文 利き方も作り方もちがうので、コロナワクチンが同様かは全く不明ですよ!! https://t.co/zHtNDD6VI3 https://t.co/CsH9PN51X8
@AichanwithKonan @SukunaBikona7 @TM_Quencher 『インフルエンザワクチン連続接種によるワクチン効果減弱についての臨床疫学研究』 考察も含めて質の高い論文だと思います。抗原原罪についても指摘あり。 https://t.co/0uExUgzIAe
@NicholasRennick 「抗原原罪(Original antigenic sin)」はインフルエンザワクチンで有名な現象で、日本における研究ではインフルエンザワクチンを連続3回接種するとB型インフルエンザでは逆効果になる危険性が指摘されています。齊藤信夫(2020)参照。 https://t.co/lx3dRg9o5x https://t.co/GjaOyokwaB
@inParis22122975 抗原原罪現象はインフルエンザワクチンで有名で、3回連続接種するとB型では逆効果になるとの研究報告があります。 https://t.co/Sx2XLMsIuP 目先の効果にとらわれず中長期的効果を重視するならオミクロン株対応ワクチン完成まで待つか自然感染の方が良いかもしれません。 (続)
インフルエンザワクチン連続接種によるワクチン効果減弱について の臨床疫学研究 大分大学医学部微生物学講座,長崎大学熱帯医学研究所臨床感染症学 https://t.co/FSBgQkW8qd 変異株(抗原変異)用ワクチンを接種しても最初に得た抗原に反応して効きが下がる可能性 コロナで起きるかはわからない https://t.co/XenQi9NLph
インフルエンザワクチン連続接種によるワクチン効果減弱について の臨床疫学研究 - J-Stage ワクチン株間の抗原差が小さく,ワクチン株と流行株の抗原差が大きくなった場合(抗原変異)に若年者に ... る仮説のひとつに抗原原罪仮説 https://t.co/ZsuYT1TgCa
北里柴三郎記念学術奨励賞受賞論文によればインフルエンザワクチンを何度も打つと効果が落ちる.東理大名誉教授村上康文によれば同一抗原で繰り返し免疫化すると動物実験で多くが死亡. 『インフルエンザワクチン連続接種によるワクチン効果減弱についての臨床疫学研究』 https://t.co/3YebeT7RQn
@SukunaBikona7 インフルエンザワクチンを毎年接種してると(抗原原罪現象のためか)効果が低下し、B型インフルエンザでは3回目接種で逆効果になる疑いがあるようです。 インフルエンザワクチンを毎年接種されてる師長さんが接種しないシーズンを設けるという事は理にかなってます。 https://t.co/Sx2XLMazgH
インフルエンザワクチンの連続接種によるワクチン効果減弱、個人的にTwitterの医クラで最も信頼している氏家先生によると「なかなか断定まではできない」とのこと。 詳細は齊藤(2020)のこちらの論文に日本語で読みやすくまとまっています。 https://t.co/OoA97GnffN https://t.co/YGxyV9jv4e
いわゆるホスキンスのパラドックスと呼ばれる、反ワクチン界隈で取り沙汰され否定されてきた話ですが、残念ながら近年の研究では支持する結果が多いようですね。 斎藤信夫の九州の離島の研究でも、4シーズン目はかなり効果がなくなるようです。 https://t.co/S064ZemhMz https://t.co/bkLFAL8gND https://t.co/MNYiB6FbmS
@2opHmazhbjjHvho 抗原原罪を調べていたらこのようなものに出くわしました。 私も家族もインフルワク打ってませんが平気です。 連続接種による効果減弱の臨床疫学研究 https://t.co/8UIdO2Q4dB

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