著者
岡田 庄生
出版者
日本マーケティング学会
雑誌
マーケティングジャーナル (ISSN:03897265)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.61-67, 2019-09-27 (Released:2019-09-27)
参考文献数
35
被引用文献数
2

企業の新製品開発プロセスに参加するユーザー(消費者)が増えている。企業はユーザーから製品アイデアを得るだけでなく,ユーザーのアイデアから生まれた製品であるという情報を表示することで,その表示を見た消費者の購買意向を高めることが可能である。本稿では,製品アイデアの発案者が企業ではなくユーザーであることを明示することで,消費者が購買の意思決定に影響を与える効果を「発案者効果(Originator Effect)」と名付け,その既存研究を整理する。発案者効果の既存研究は,以下の2つの潮流,すなわち(1)発案者効果の背景を探る「媒介要因研究」,(2)発案者効果が失われる条件を探る「境界条件研究」に分類して整理できる。また,発案者効果研究の発展のため,今後の研究課題として,(1)媒介要因研究の課題,(2)境界条件研究の課題,(3)両研究における研究方法の課題を提示した。

言及状況

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博報堂ブランド・イノベーションデザイン局の岡田庄生氏による論文。 J-STAGE Articles - ユーザー創造製品の発案者効果 https://t.co/8Dob5Uvu3q https://t.co/11FLelwcv4
ユーザーと製品開発をすることは、その製品の購買意向を上げるが、 ①技術が複雑な製品には効かない ②ハイブランドにも効かない https://t.co/qhCyAA6tn9
岡田庄生、2019、ユーザー創造製品の発案者効果(マーケティングジャーナル) https://t.co/Ms3ToUr0Ek

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