著者
大橋 信義 阿部 浩明 関 崇志 大鹿糠 徹 辻本 直秀 神 将文
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会宮城県理学療法士会
雑誌
理学療法の歩み (ISSN:09172688)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.27-34, 2018 (Released:2018-04-06)
参考文献数
16

本研究の目的は,脳卒中片麻痺者の麻痺側肩関節の亜脱臼を防止する上肢懸垂用肩関節装具の装着が,脳卒中片麻痺者の麻痺側遊脚期の歩容にどのような影響を及ぼすかを明らかにすることである。対象は,上肢のBrunnstrom Recovery StageがⅢ以下の脳卒中片麻痺者で遠位見守りにて歩行可能な7例を対象とした。方法は,快適歩行速度にて約9 mの直線歩行路を,上肢懸垂用肩関節装具非装着,装着時の順にそれぞれ4回歩行した。両側の肩峰,上前腸骨棘より3横指内側部,外果に付着させた反射マーカーの位置変化を三次元動作解析装置にて記録し,比較した。結果,上肢懸垂用肩関節装具装着時は,非装着時と比較して麻痺側下肢遊脚期中の麻痺側上前腸骨棘高の最大値が増大した。上肢懸垂用肩関節装具の装着は,重度片麻痺者の肩関節の二次的損傷の予防のみならず,麻痺側遊脚期に麻痺側骨盤を挙上させる効果が期待できる。

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P:上肢Br.stageⅢ以下の脳卒中片麻痺者で遠位見守りにて歩行可能な7名 E:肩関節装具の装着が麻痺側遊脚期にどのような影響を及ぼすか C:肩関節装具の装着・非装着を比較 O:麻痺側遊脚期における肩峰傾斜角、外果高、上前腸骨棘高の最大値 →装着時に上前腸骨棘高が増大 https://t.co/P4s58DVRSJ
手の重度のマヒに対する三角巾(肩装具)の効果 ① 肩が痛まないようにしてくれる ② 亜脱臼をふせげる ③ 歩くときに足がだしやすくなる  (③は下の論文) 上肢懸垂用肩関節装具の装着が重度上肢麻痺を呈する脳卒中片麻痺者の歩容に及ぼす影響 https://t.co/zVeuerviGL #三角巾 #オモニューレクサ

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