著者
島袋 充生 山川 研 益崎 裕章 佐田 政隆
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.100, no.4, pp.983-988, 2011 (Released:2013-04-10)
参考文献数
10
被引用文献数
1

遊離脂肪酸はエネルギー基質であると同時にさまざまなシグナル分子の基質でもあり,インスリン作用,インスリン合成・分泌に影響を与える.肥満症にともなう過剰な遊離脂肪酸は,耐糖能を悪化させる.遊離脂肪酸によるインスリン作用の障害を(広義の)脂肪毒性,インスリン分泌能に及ぼす悪影響を膵β細胞脂肪毒性(狭義の脂肪毒性)と呼ぶ.最近,脂肪組織以外の臓器に蓄積する脂肪(異所性脂肪)の動態に注目が集まっており,各臓器で何らかの病的意義を有する可能性がある.

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肥満症と異所性脂肪,脂肪毒性 https://t.co/hv9VBtHAdO https://t.co/3f2TM9m0oT
日本内科学会雑誌、第100巻4号より。1.肥満症と異所性脂肪,脂肪毒性について。 https://t.co/unDcncB3Jq
肥満症と異所性脂肪、脂肪毒性 日本内科学会雑誌 第100巻第4号 内科医のくせに読んでない奴、看板降ろせ。 https://t.co/3NIiHzEWc5
【いわゆるホームレス脂肪酸問題艸】 まあザックリ言って、糖と脂肪を慢性的に体内にダブつかせんな!っていうオヤクソク艸 #流水は腐らずhttps://t.co/a4m2uzElaj
@uramocha これ引用したことあったかな…?まだ読めてないから後でゆっくり読もう。 「肥満症と異所性脂肪,脂肪毒性」 https://t.co/wHVVgHpaJE

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