著者
新井 万里 松岡 克善 金井 隆典
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.104, no.1, pp.35-41, 2015-01-10 (Released:2016-01-10)
参考文献数
10

ヒトの腸管には数百種類,100兆個以上の腸内細菌が生息し,多彩な代謝機能による宿主へのエネルギー源供給,腸管上皮細胞や免疫細胞の分化や成熟化,腸内環境の恒常性維持,病原菌に対する感染防御などに関与している.腸内細菌叢は健康と疾患に深く関与し,炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease:IBD)や過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS),大腸癌などの腸疾患のみならず,生活習慣病,自己免疫性疾患,自閉症など腸管以外の疾患との関連性も指摘され,大きな注目を集めている.

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IBDおよびIBSにおける腸内細菌の関与 https://t.co/bmmgt6sT6x 腸内細菌が消化管の生理学に影響を及ぼしていること,IBS患者では健常者と比較して腸内細菌の量的・質的な変化がみられること,急性胃 腸炎感染後にIBSを発症する一群がある・・

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