著者
今村 圭文 河野 茂
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.104, no.10, pp.2228-2236, 2015-10-10 (Released:2016-10-10)
参考文献数
6

肺炎は死亡率,発症率ともに高い重要な疾患である.つまり,肺炎の診療には専門医だけでなく非専門医も携わる機会が多く,日本の肺炎診療の質を向上させるためには優れた肺炎診療ガイドラインが不可欠である.エビデンスがまだ十分ではなかった時代に初版の市中肺炎診療ガイドライン,院内肺炎診療ガイドラインが作成され,その後,よりエビデンスに裏づけられ,かつシンプルで実用性の高いガイドラインとしてそれぞれが改訂された.また,超高齢社会の日本では市中肺炎と院内肺炎のいずれにも分類しがたい中間的な肺炎症例も多く,医療・介護関連肺炎として新たに定義され,診療ガイドラインが作成された.今後は,便宜性も考慮し,これらのガイドラインを1つにまとめた肺炎統一診療ガイドラインの作成が進められている.EBM(evidence-based medicine)の重要な要素はエビデンスだけではない.医療者の経験・技量,患者の背景・意向・価値観も考え合わされたガイドラインが今後も作成されることが望まれる.

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外部データベース (DOI)

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https://t.co/af316MQ8mN
成人肺炎の分類として軽症・中等症・重症は肺炎診療ガイドラインにもかなり前から掲載されてます A-DROPやCURB65は医師国家試験の必須知識でもありますので、決して「初めて」ではありません そして中等症は原則入院です ガイドライン(pdfです) https://t.co/oxXUuoErr2 https://t.co/irNVd3xN23
@benzene1529 @fair_gail https://t.co/aFBMEvJslm 肺炎診療ガイドラインの記事ですね。
@BoydJarek @idfortweet 「肺炎重症度分類」に従って分類していると思います。 「肺炎診療ガイドライン」 https://t.co/A6YGJb53Ot
報道でいう重症がどのような定義で言われるのか分かりませんが、消防庁の救急年報報告の定義が近い気がします。 ソース(先のツイート含) 肺炎 https://t.co/xUMr1wQxae パーキンソン病 https://t.co/t3ws1RUqAY 鼻アレルギー https://t.co/yiMjlkeJdn 消防庁の重症度 https://t.co/NE2BraNxfN https://t.co/EiVJLYpZnr
@neuro76128765 @MakiYoshihara @nogutiya @afpbbcom 日本内科学会雑誌第104巻第10号 これですかね? https://t.co/MEhGy3RRJO 肺炎診療ガイドライン: 日本における総括と今後への展望 今村 圭文1)  河野 茂2)

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編集者: Aso789
2020-04-05 23:42:48 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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