著者
島田 忠人
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.99, no.6, pp.1207-1212, 2010 (Released:2013-04-10)
参考文献数
10

Helicobacter pylori(H. pylori)除菌後に治療抵抗性の鉄欠乏性貧血(IDA)が改善したというケースレポートが相次いで報告されており,疫学的研究でもH. pylori感染とIDAとの相関が示唆されている.また,これまでに行われた臨床介入試験でも,H. pylori除菌がIDA改善に有効に作用することを示したものが多い.H. pylori感染はホストの鉄バランスに微妙な負の影響を与えており,H. pylori感染がIDA発症のリスクとなっている可能性が考えられる.

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@wnaomaru1 ピロリの除菌後に鉄欠乏性貧血が改善したとの論文もありました。 もしかしたら、ピロリが鉄の吸収を阻害しているのかもしれませんね。 https://t.co/zhOTMduCQM

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