著者
小二田 誠二
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.36, no.12, pp.49-59, 1987-12-10 (Released:2017-08-01)

馬場文耕作とされる「皿屋舗辯疑録」の構成要素の検討を通して、皿屋敷伝承の実録化に関与した文化圏について考察する。この伝承は、巡国の聖や祐天説話を生んだような浄土宗門の説教僧の手を経て実録化されたと考えられる。この事情は、本作が、説教から近世的な講談への過渡的な意味を持つことを示すと共に、講釈師の文化圏が、説教者達と、かなり深く重なり合って、近世口承文芸、舌耕文芸の形成に関って来た事も示唆している。

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これ、日本での受容の関する研究ってあるのかな。 冤罪を晴らすために奇跡を予言するというのは、皿の出てこないお菊伝承にあることは大昔に書いたけど、ルーツ探しはしなかった。 https://t.co/ribcXaX9Tx
さすがに落ち着いた。今更だけど、私の怪談に関する「論文」で、webで読めるのはこれだけ。 「実録体小説の原像 : 「皿屋舖辨疑録」をめぐって」 https://t.co/ribcXbecVx 「皿屋敷」と「お菊伝承」は別物と言うのと、了誉聖冏・飯沼弘経寺・祐天をつなげた最初の論文だと思うよ。
@danrenjaouyo @hirosakat 「皿屋敷」と「累」をつなぐのが弘経寺であり、聖冏だろう、と言う見通しを30年前に書いたんですが、 https://t.co/UrBFSENqQM 評価してくれたのは高田先生だけで……。 近世の聖冏受容というのがもっと出てくると面白そうですが。   このチームの人たちは興味なさそうですよね。 https://t.co/fFi5387ThK
了誉聖冏 600年かあ。 なぜか江戸で皿屋敷お菊を成仏させたことになってる人。 https://t.co/UrBFSENqQM

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