著者
庵 功雄
出版者
公益社団法人 日本語教育学会
雑誌
日本語教育 (ISSN:03894037)
巻号頁・発行日
vol.142, pp.58-68, 2009 (Released:2017-04-25)
参考文献数
15

「でしょう(だろう)」には推量と確認の2つの用法がある。しかし,実際の発話データを分析した結果では確認が多数派である。特に,推量の「でしょう」の言い切りの用法は極めて少ない。「でしょう」で言い切ることができるのは発話者が「専門家」である場合(天気予報はその典型である)など一部の場合に限られる。にもかかわらず,日本語教科書では推量の「でしょう」(言い切り)は必ず導入されている。これは「体系」を重視する日本語学的発想によるものであり,「日本語学的文法から独立した」日本語教育文法という立場からは否定されるべきものである。本稿では発話データと日本語教科書の分析を通して,「でしょう」の実相を明らかにし,それに基づいて「でしょう(及び「だろう」)」の導入の順序について論じる。本稿は白川(2005)らが主張する日本語教育文法の内実を豊かにすることを目指すものである。

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【全文公開】庵功雄(2009)「推量の「でしょう」に関する一考察―日本語教育文法の視点から―」『日本語教育』142号https://t.co/uDvKhoEHyx
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来週は『日本語初級大地』の33課の中の推量の「~でしょう」を扱う予定。説明少なめで教える準備をしていましたが、庵功雄『一歩進んだ日本語文法の教え方2』を読んで、もっとさらっと流すことにしました。スライド修正中!#日本語教育 <参考… https://t.co/wbURcWuL1b
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