著者
野田 尚史
出版者
公益社団法人 日本語教育学会
雑誌
日本語教育 (ISSN:03894037)
巻号頁・発行日
vol.158, pp.4-18, 2014 (Released:2017-02-17)
参考文献数
12
被引用文献数
2

この論文では,現実のコミュニケーションという観点から「やさしい日本語」をとらえ直し,(a)と(b)のような主張を行う。 (a)「やさしい日本語」は,非母語話者にどのような日本語を教えるのがよいかという日本語教育の問題ではない。母語話者が非母語話者にどのような日本語で話したり書いたりするのがよいかという「国語教育」の問題である。 (b)母語話者が非母語話者に日本語で話したり書いたりするとき,文法や語彙など,言語的な面だけを考える傾向が強い「やさしい日本語」を意識するだけでは十分ではない。図表やイラストの使用,伝える情報の取捨選択など,情報伝達の面も考える「ユニバーサルな日本語コミュニケーション」を意識しなければならない。

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【全文公開】野田 尚史(2014)「「やさしい日本語」から「ユニバーサルな日本語コミュニケーション」へ―母語話者が日本語を使うときの問題として―」『日本語教育』158号https://t.co/cf114rVwBx #日本語教育 #日本語教育論文
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この野田尚史さんの2014年の「やさしい日本語」批判って雑すぎない?弘前大の佐藤和弘さんたちの防災情報伝達のためのものと、庵功雄さん達の学習ストラテジーとしての面もこめたものを対立概念だとして自分が乗り越える提言したつもりになってる点が。 #やさしい日本語 https://t.co/ltaQQOFMW1
「やさしい日本語」は「国語教育」の問題である。 野田尚史(2014) 「やさしい日本語」から「ユニバーサルな日本語コミュニケーション」へ―母語話者が日本語を使うときの問題として― https://t.co/GBsu4w7YUR
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【論文】「やさしい日本語」から「ユニバーサルな日本語コミュニケーション」へ 母語話者が日本語を使うときの問題として https://t.co/cc5jtdXi59
素朴な疑問パート2 やさしい日本語を使える日本語母語話者を増やすことは意義があると思うが、学習者がやさしい日本語で満足するかどうかは別の話、ですよね。 「母語話者ではないから、この程度でok」は私たちが決めることではないですよね? 再掲https://t.co/2iVuDbnIrZ
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なお,「やさしい日本語」を知識だけでなくリテラシーのレベルまで展開すると,言葉屋さんと国語教育の仕事になる。 野田尚史(2014)「「やさしい日本語」から「ユニバーサルな日本語コミュニケーション」へ―母語話者が日本語を使うときの問題として」『日本語教育』158 https://t.co/yL4fpQfPtk
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@zipangu122018 おそらく、easy to understand という意味だったのでしょうか 野田先生は「やさしい日本語」には2種類あるとし、非母語話者が理解しやすいものであるべき、とされています https://t.co/Wc6N08Rqel simple もいいですね、でも単純に簡略化だけすると余計わかりにくくなる場合があるのかもしれません
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