著者
ローレンス ウェイン
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.1-16, 2011-07-01 (Released:2017-07-28)

本稿では13,610の姓からなる苗字アクセントデータベースに基づいで、複合語構造の姓はアクセントの付与の仕方によって三つのタイプに分かれることを提案する。無標のタイプ(姓の三分の二以上)ではアクセント型が姓の後部成素の長さによって決定される。二つ目のタイプ(姓の約四分の一)では、特定の音環境に適用する規則が姓を有標のアクセントにする。残りの姓(六パーセント程度)は例外的に語形の一部としてその不規則的なアクセントを習得せざるを得ない。

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この論文によると「○○マ」姓の場合は、特例を除いてアクセントなしの読み方になるから「小玉(↑)」でとりあえず合ってそう。 特例として2文字目が「リ、ル、ロ、ウ」になる場合は、1文字目にアクセントがつくらしい。「有馬、鶴馬(↓)」など。 https://t.co/cNJeraZou0
@chiharukodama 研究した論文がありそう https://t.co/8zgdhSpQrv

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