著者
山崎 恒博
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌 (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1989, no.10, pp.1667-1671, 1989-10-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
9

塩化鉄(III)-メタノール系を対象に,化学蓄熱材としての適性を判定するため,必要な基礎的性質について実験的に検討し,次のような結果を得た。1.メタノール中に案げる塩化鉄(III)1molあたりの溶解熱は実験範囲内で92kJ以上あった。この溶液の希釈濃縮プロセスは可逆的に行うことができ,その際発生する希萩熱を利用する昇温サイクルは低温廃熱の回収などに適用できることを示した。2.基礎的物性として,その溶解度,沸点,密度などを測定した。また,蒸気圧,比熱などを推定した。これらの物性値を用い,昇温サイクルにおける温度上昇幅の計算例を示した。

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メタノールに第二塩化鉄とかしこんで加熱するとホルムアルデヒド出来るみたいなのでジェネレータ作れそうhttps://t.co/DWSJoquRzP

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