著者
渡辺 茂
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.89-95, 2011 (Released:2017-04-12)

共感は社会的認知の基礎的な機能であると考えられる。他者の情動とそれによって 惹起された自己の情動状態によって共感は4 つに分類できる。他者の不快が自分の不快にな る場合を負の共感、他者の快が自分の快になる場合を正の共感、他者の快が自分の不快にな る場合を逆共感、そして他者の快が自分の不快になる場合は慣習的にSchadenfreude と言わ れる。主としてマウスの研究から動物での共感を調べると負の共感、正の共感、逆共感は一 定に見られるもののSchadenfreude は認められない。Schadenfreude はかなり複雑な長期持続 的社会において形成された情動の形態であると考えられる。

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https://t.co/IIize1NLWy 他の動物は?とおもって動物の共感の研究みたらとてもおもしろい結果だった
動物の共感 - 比較認知科学からのアプローチ - https://t.co/Yl49Fbt30M
#ポツンと一軒家 という番組の視聴率が良いらしいが、 これは恐らく「他人の不幸は蜜の味」現象ですよね❗️ これは「シャーデンフロイデ」と呼ばれる現象です。 面白いのが、この現象はヒト以外の動物では見られない現象のようです
①他者の快が不快に感じられる「逆共感」 ②他者の不快を快とする「Schadenfreude」 マウスでも①は確認されていて、しかし②は「今のところ」確認できない。 動物の共感―比較認知科学からのアプローチ https://t.co/x9izRLoAbx

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