著者
戸田 達史
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.21-31, 2019 (Released:2020-05-22)
参考文献数
20

【要旨】認知能力に個人差があるのは自明である。このような個人差を生じさせる因子として、環境的なものばかりでなく遺伝的な要因も大いにあることが、行動遺伝学の研究などにより明らかになってきた。認知機能のその遺伝学的な影響を明らかにしようと、分子遺伝学的、神経科学的、認知科学的な様々な分野が融合し協力して、関連遺伝子の同定を目指した研究が、行われている。本稿では、多くの認知機能に関わる知能についての遺伝子の研究について概説する。

言及状況

外部データベース (DOI)

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知能の定義にもよりますが、鳥類や哺乳類程度の動物にも知能はあるというのが定説です。マウスを使った学習実験では成績の良し悪しにかなり個体差が見られますから、動物にも知能の個体差はあると考えられます。どのくらいであれば「天才」と言えるのかどうかは存じませんが、人工的に遺伝子を導入することで賢いマウスを作り出すことにも成功しています。 https://www.jstage.jst.go.jp/artic ...

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このPDFのI.-3には恐ろしいことが書いてあって、はやりの早期教育、大人になると全く無意味、その間にちょっといい学歴が取れるかもしれないけど、という結論にしかならない結果が出てるんよね。 https://t.co/qvEAVLvXrF

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