著者
大橋 真也 武藤 学
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.113, no.11, pp.1857-1867, 2016-11-05 (Released:2016-11-09)
参考文献数
66

食道扁平上皮癌は,飲酒や喫煙などに含まれる有害な化学発がん物質の摂取が原因で発症し,特に世界では東アジア・東アフリカに好発する.飲酒と喫煙は食道発がんの最も重要な環境因子であるが,近年はそれに加えいくつかの遺伝的要因,すなわちアルコール関連代謝酵素およびたばこに含まれる化学物質に対する代謝酵素の遺伝子多型が食道発がんに深く関与することが明らかとなっている.つまり,有害な化学発がん物質に対する解毒作用の低下した体質の人がこれらの摂取を続けると,食道にさまざまな遺伝子異常を生じ発がんに至るリスクが高まると考えられる.このように食道扁平上皮癌は外因的,内因的な要因に基づく化学発がんにより生じる疾患であるといえる.

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@tatsundatate こう言った<普通の食べ物>と癌の関係ってのは、メカニズムもバラバラだし個別にアンケートで聞かれても危険性があるとか言う人はまぁ居ないですよね。 ってか1品目とその他との比較ってのはねぇ〜 ワラビの例 熱い茶粥とわらびの摂取が特定の地域における食道癌発生と関係 https://t.co/tDR31Wg6ZM
@MASUKKIPA 焼きそばソース https://t.co/yTmg0zRccc

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