著者
門間 敏幸
出版者
日本農業経済学会
雑誌
農業経済研究 (ISSN:03873234)
巻号頁・発行日
vol.86, no.3, pp.231-239, 2014-12-25 (Released:2016-03-26)
参考文献数
10
被引用文献数
1

本論では,東日本大震災に伴って発生した放射能汚染と風評被害の実態ならびに被害克服のための取り組みを総括し,今後の風評対策の望ましい展開方向について整理した.具体的には,望ましい放射能汚染と風評被害の対策として,1)関係性マーケティングによる信頼関係,相互扶助システムの構築,2)予防と発生した場合の対策構築を重視した放射能リスク管理システムの構築,3)リスクコミュニケーションによる風評防止,4)モラル・ハザードへの対応,の意義を整理した.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 2 favorites)

https://t.co/xKaaOt4doJ ただ、福島県では2013 年度産米の全量全袋検査の数量が 10,148,645 点,果樹・野菜・畜産物・水産物・ 林産物などの農林水畜産物のサンプル検査の点数が2011 年 3 月~2013 年 7 月までに約 30,000 点と、膨大な数で行っている。生活空間や土壌、汚泥なども検査しているのよ

収集済み URL リスト