著者
高坂 健次
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.1-14, 1986-11-20 (Released:2009-03-01)
参考文献数
13
被引用文献数
5

数理社会学の一般的な議題はどこにあるか――それはフォーマライゼーションにあり、というのが本稿の結論である。では、フォーマライゼーションとは何か。その狙いはどこにあるのか。何をいったいフォーマライズするのか。また、どのような数学的手法が必要か。既存の社会学からは何を学びとり、またそれに対して何を与えることができるか。こういった点について、できるだけ数学的な議論に立ち入らないで述べる。また最後に、数理社会学の当面の議題および数理社会学教育をめぐる問題点にも触れる。

言及状況

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何で未だに社会学やってるか思い出した 5 盛山和夫先生、高坂健次先生の論文を読んだからだった。 『理論と方法 創刊号』 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000511654 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/1/1/1_1_1/_article/-char/ja/

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『理論と方法』論文ピックアップ最終回:高坂健次「数理社会学の意義と必要性」(https://t.co/Mw1QIK0esR)数理社会学の一般的な課題はフォーマライゼーションにあり――数理社会学会の原点にして原典。未来へ向かうために、一度は立ち返りたい必読の論文。

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