10 0 0 0 OA 権力の予期理論

著者
宮台 真司
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.2_3-2_30, 1988-10-09 (Released:2009-03-06)
参考文献数
25
被引用文献数
1

社会学の主流的伝統では,権力が服従者の了解を経由して働くことを,暗黙にせよ前提する。ウェーバーの定義は周知であるが,パーソンズでさえ,機能的側面として資源配分機能に着目したとはいえ,機能の帰属先である対象的外延としては「シンボルによって一般化された」権力(=公式権力)だけを問題化した。権力に想定される了解構造は,権力についての様々な問題設定を境界づけるが,了解構造自体を明確に主題化した業績は実に少ない。 我々は第1に,この了解構造を明確に取り出して,従来の諸定義を比較可能にすると共に,それ自身を権力の定義に据える。その結果,権力は権力者の意図や自覚から分離されて,服従者の体験にだけ定位した概念となる。 第2に,それを利用して,伝統的な権力理論の様々な主題──威嚇/報償の差異・予期の機能・正当性/公式性/合法性の差異・国家権力など──を相互に関係づけて論じ,発見された諸問題を記述する。(*前半部(10. 迄)は1987年10月の社会学会報告のレジュメとほぼ同一である)

言及状況

外部データベース (DOI)

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宮台真司先生は、 もともと社会システム論がご専門でしたので次の本を、まず挙げます(ただし、社会学における権力論や、システム論についての下地がないと、理解するのは難しいと思います)。 ①『権力の予期理論―了解を媒介にした作動形式 』(1989,勁草書房) (同書の内容に関する論文→ https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/3/2/3 ...

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[日本文化] 宮台真司の1988年論文。

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https://t.co/qWH1BCGwK3 『権力の予期理論』宮台真司
というか https://t.co/RYj3zWt00d 元の論文オンラインでみれるのなw
引用元はこちらです https://t.co/GRmYpkQj6U 権力の予期理論 https://t.co/2Qx3ddDwDu これで戦後5人目の東大社会学博士だそうです。 映画じゃなくてプロレスラーになっていたらトランプさんのようになったかもな惜しまれます。
権力の予期理論 宮台 真司 東京大学 公開日 2009/03/06 https://t.co/6Od1EMMz5d
2 2 https://t.co/IeXD0yLnxs
1 1 https://t.co/PsfD3PL81h
@takaneusagi_398 これですね。数理社会学と理論をやっていた時の彼の論文です。https://t.co/FH2AfPYtrt

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