44 0 0 0 OA 社会と行為

著者
落合 仁司
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.117-125, 2015 (Released:2016-07-10)
参考文献数
6
被引用文献数
1

社会構造と個人行為の因果関係は,社会学の根本問題で在り続けて来た.いわゆるコールマン・ボートは,この社会構造と個人行為の因果関係を適切に図式化している.本論は社会構造を多様体で,個人行為を微分形式で表現することにより,コールマン・ボートの微分幾何モデルを構成する.このとき社会構造が個人行為を規定すると考える方法論的集合主義と,個人行為が社会構造を規定すると考える方法論的個人主義は,各々,社会構造の圏,マクロ圏と個人行為の圏,ミクロ圏との間の関手と見ることが出来る.これより多様体上の微分形式の積分に関するストークスの定理を用いて,マクロ圏とミクロ圏は同値であることが証明され,方法論的集合主義と方法論的個人主義はいずれも正しく同値であることが帰結する.

言及状況

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社会科学(?)の論文で圏論の語彙が使われていてそんな応用あるのか思ったけど内容は滅茶苦茶っぽい(社会科学部分はわからないけど、数学部分ではなんか「多様体 M」と「微分形式 ω」との圏同値が示されたことになっている(圏とは……?)) https://t.co/4fJCMCaqUp

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