著者
渡邊 肇子 福水 道郎 林 雅晴
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.364-366, 2018 (Released:2018-09-28)
参考文献数
9

メラトニンは種々の睡眠障害の治療に使われるが, 本邦では製造販売承認されていないため, 海外のサプリメントを輸入し使われることが多い. 今回, 海外で販売されているメラトニンサプリメントの品質評価を行い, メラトニンサプリメントは含量や溶出性が様々で品質が一定でないことを確認した. サプリメントは健康維持や増進目的で使われるため品質が一定でないこともあり, 治療目的で使う場合は, 品質や有効性, 安全性が確認された医薬品としてのメラトニン製剤の開発が望まれる.

言及状況

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メラトニン、国内製造してない&海外で健康被害や中毒問題もあるので、気をつけて使おうと思います
https://t.co/bw5BSdXW8l ここの実験結果から見るにこのサプリが一番優秀だと思って買ったんだよぅ。そしたら10mgだったんだよぅ。 粉にして飲む……? あ、今探したら3mgのもあるのね…あるのね…
海外で販売されているメラトニンのサプリメントでは、含有量が81.45~121.79%とバラつきが多く、溶出性に関しては4%未満の商品も存在する、という報告。 脳と発達.50(5):364-6,(2018) https://t.co/5Sq6ryMUzP …含有量は1/8、溶出性は3/8しか基準を満たしていなかったという衝撃の結果

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