著者
遠藤 千恵 三宅 進
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.33, no.5, pp.442-444, 2001-09-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
6
被引用文献数
1

痙攣頻発治療のため静注したphenytoinにより血栓性静脈炎を伴った重篤なpurple glove syndrome (PGS) を生じた1例について報告した.本症例ではphenytoinによる広範な血管内皮細胞障害に加え, 赤血球増多, 肥満といった血流をうっ滞させる因子が加わり病変の一部に血栓性静脈炎が生じ, より重篤となったと考えられた.

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

Twitter (2 users, 2 posts, 8 favorites)

フェニトイン静注による「紫の手袋症候群」、けっこう急速な経過たどるんですね。恐ろしいなぁ https://t.co/a1erKZh81E (pdf直リンク)

収集済み URL リスト