著者
小倉 英史
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.13, no.11, pp.533-538, 2013 (Released:2016-02-01)
参考文献数
8

近年,柔軟仕上げ剤市場は拡大傾向にある。従来,柔らかさ等の風合いが重視されてきたが,次々と 「香り」 を訴求した柔軟仕上げ剤が市場へ導入されている。香りも,単に良い香りがするだけでなく,その香りが強く,長く持続することも求められるようになってきた。また,柔軟仕上げ剤の香りは,機能性向上,心理的作用へも寄与する。本稿では,柔軟仕上げ剤の 「香り」 にフォーカスし,良い香りを持続するための技術開発,および香りの効果・効能に関する研究について解説する。

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柔軟仕上げ剤と香り/(2013) 20年前は香りがトレンド 凄まじい努力と研究によって開発された商品は、しばらくは生活者の期待に応えるのだが、やがて予期せぬ負の作用が戻ってくる。 ホルムアルデヒド、アスベスト、フロンガス…   この先も同じことを繰り返すのか。 https://t.co/XUcxzrrBZg
これが世に出た2013年あたりはまだ、大丈夫な香りと思える柔軟剤もありました。が、今読むとはらわたが煮えくりかえる。特にスクショした部分からあとのアホらしさ。 “より強く、より長く続く”の元凶を見た気がする。 https://t.co/IJQsDMU9zI https://t.co/l3rA3hxc83
@peche_violet @ikuji_2015 https://t.co/fZEA3fQcBn 18ページの中段あたりご覧ください。 実際にどちらの樹脂を使っているのかはブラックボックスではありますが、選択肢にはアクリル樹脂も含まれています。

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