著者
重久 真季子 岡本 好正
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.19, no.8, pp.331-336, 2019 (Released:2019-09-25)
参考文献数
5

衣料用柔軟仕上げ剤の市場では,香りが残るタイプの市場拡大が顕著であり,それらは近年の日用品における香りブームを牽引してきた。いまや柔軟剤は,衣類を柔らかくする目的だけでなく,香りを楽しむものとして使用されており,若年層を中心に「好きな香りが長続きすること」が求められている。柔軟剤として好まれる香りは,爽やかな香り,華やかな香りであるが,それらの香調を構成する香料成分は,親水性および揮発性が高いものが多く,柔軟剤に配合しても,洗濯浴中ではすすぎ水に分配されるため吸着しにくく,衣類には残りにくい。このような課題を解決するため,吸着性および徐放性を向上させうる香料前駆体に着目し,柔軟剤への応用を検討した。この香料前駆体は,水分によって爽やかで華やかな香りを産生する特長を持つため,心地よい香りのゆらぎを感じさせる香りの新価値提案につながった。

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花王(株) 水分や汗を感知して香る柔軟仕上げ剤の開発 https://t.co/vEw2pggQBM https://t.co/8I6nD3Icnl
@jyon15581411 水分に反応すると香りを出す、香料前駆体というものが使われているんですよ。軽やかな香りを出すためです。 https://t.co/cnPYCDINho
@yklbjchn @432iwata @mako80001500 https://t.co/drPSKbyRyg 横から失礼します。 こちらのFig5の図、洗濯直後柔軟剤はアルコール系(香水)の3倍香り、香水は揮発するのに対し柔軟剤は1週間経過しても2倍香ります。 この服に残り続ける化学物質が、非使用者の服や物にまでもくっつき、健康被害を及ぼしています。香りの好き嫌いでは
@Ke0vcDNo5x15Kgt そうなんです。香水の3倍も香るのが昨今の柔軟剤です
J-STAGE Articles - 水分や汗を感知して香る柔軟仕上げ剤の開発 https://t.co/L8ahxMUPYs

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