著者
髙橋 康徳
出版者
日本音声学会
雑誌
音声研究 (ISSN:13428675)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.98-110, 2019-08-31 (Released:2019-08-31)
参考文献数
23

上海語では複数音節からなる語句で変調が起きる。この変調のドメイン(変調域)は1980年代から理論的アプローチや中国語方言学的記述の枠組みで考察されており,最近では実験音韻論的研究が変調域の適格性に関する聴覚音声学的データを提供した。本稿では上海語の変調域に関する従来の研究をまとめた上で,会話教材を用いて変調域の産出データを分析する。観察された変調域の基本的な特徴は先行研究の分析で説明可能であるが,未報告の変調形成パタンも観察された。

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RT. 呉語は変調があるので個々の声調の出番は殆ど無いように見えるけど、上海語の実際の発話を見ると変調が起こるドメインの3割近くは単独音節の声調で出てくるよ、という論文を昨夏出しました。 https://t.co/3PBqyVAvRO
新しい論文出ました。 上海語の話をするとよく聞かれる質問がコレだったので、先行研究のレビューと自分の調査をまとめました。 https://t.co/3PBqyVAvRO

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