著者
宮之原 郁代 宮下 圭一 黒野 祐一
出版者
日本耳科学会
雑誌
Otology Japan (ISSN:09172025)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.821-826, 2011 (Released:2013-05-24)
参考文献数
20
被引用文献数
1 3

右耳閉感と発疹で発症しHIV感染、内耳梅毒が判明した1例を報告する。症例は、55才男性で、2009年7月末に右耳閉感と発疹が出現し、8月下旬、右難聴が突然出現した。前医にて右突発性難聴の診断を受け、プレドニゾロン30mgから漸減療法を受けるも改善が得られず、当院受診となった。標準純音聴力検査4分法平均聴力レベルで右43.8dB、左25.0dBと感音難聴を認めた。梅毒血清反応ならびにウエスタンブロット法にて梅毒、HIV感染が確認され、HIV感染を合併した内耳梅毒の診断となった。アモキシシリン500mg×3/日、9週投与で、聴力は改善した。HIV感染症例の感音難聴では、内耳梅毒の鑑別が必要なことが示唆された。

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"55才男性で、2009年7月末に右耳閉感と発疹が出現し、8月下旬、右難聴が突然出現。前医では突発性難聴の診断" HIV感染に合併した内耳梅毒の1例 https://t.co/FYhpwS8u7F

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