著者
藤本 学
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.156-167, 2013-11-30 (Released:2013-12-04)
参考文献数
17
被引用文献数
11 6

コミュニケーション・スキルの諸因子を階層構造に統合したENDCOREモデルを発表してから6年が経つ。その間に,このモデルを構成する6スキルを測定する尺度である“ENDCOREs”は,コミュニケーションやスキル・トレーニングに関する諸研究で用いられるようになってきた。今後,幅広い領域における研究や活動に活用されるためには,ENDCOREモデルおよびENDCOREsに対する再現性を確認し,ENDCOREsの因子と項目の性質を明らかにしなければならない。さらに,コミュニケーション・スキルの定義についても,明確にしておく必要がある。そこで,本研究はこれまで蓄積してきた2,184人のデータを用い,ENDCOREモデルの構造およびENDCOREsについて再検証を行った。その結果,おおむね藤本・大坊 (2007)と同様の分析結果が得られた。しかしながら,従来のモデルでは十分な適合性が得られなかった。そこで,概念的に妥当かつ十分な適合性を持つモデルに最適化した。これらの知見を受けて,コミュニケーション・スキルの概念的定義とENDCOREモデルの実践的活用について議論した。

言及状況

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(藤本ら)コミュニケーションスキル(ENDCOREs)の各尺度の得点パターンによって8種のタイプ(「自制型」「我執型」「凡庸型」「回避型」「万能型」「受動型」「主体型」「能動型」)に分類できるそうです が、 ENDCOREsの下位スキル(6つ)ごとに項目の選択肢の得点を加算し項目数(4)で割り算を行い尺度得点を算出する。 そこからどのようにしたらタイプを決められますか?スキルタイプの特性は ...

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