著者
砂田 安秀 杉浦 義典 伊藤 義徳
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.150-159, 2019-11-01 (Released:2019-11-03)
参考文献数
29
被引用文献数
1

近年,倫理を伴ってマインドフルネスの訓練を行う重要性が指摘されている。本研究では,マインドフルネスと無執着・視点取得の関連に対する倫理の調整効果を検討することを目的として,一般成人193名を対象としたウェブ調査を実施した。階層的重回帰分析の結果,倫理観が強い場合,マインドフルネスが高いほど,無執着が高かった。一方で,倫理観が弱い場合,マインドフルネスが高いほど,無執着が低かった。また,倫理観が弱い場合,マインドフルネスが高いほど,視点取得が低かった。以上の結果から,マインドフルネスは倫理を伴って機能することで有益な結果をもたらし,倫理が欠如した中では有益な結果につながらない可能性が示唆された。

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J-STAGE Articles - マインドフルネスに倫理は必要か?――マインドフルネスと無執着・視点取得の関連に対する倫理の調整効果の検討 https://t.co/2adceFqjbv
マインドフルネスに倫理は必要か?――マインドフルネスと無執着・視点取得の関連に対する倫理の調整効果の検討 これも読んどこう https://t.co/TZJ20GAwNR
ちなみにこちらは一昨年の論文。倫理観が高い人は、マインドフルネスが高いほど無執着(物事にとらわれない幸福感)が高いという結果です。 https://t.co/TvHjKKTdoL

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