著者
諏訪 正樹 清水 唯一朗
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第28回 (2014) (ISSN:27587347)
巻号頁・発行日
pp.2D4OS28a1, 2014 (Released:2018-07-30)

人生哲学を聞き出すインテンシブなインタビュー記録を基に,ライフストーリーのインタビュー技法に関して考察する.話し手が心の中に有する定型の語り口を破り,その場で考えることを促し,本音をしゃべることを促すことが大目標である.インタビュアーが具体的なトピックを提示し,主観的な意見を述べ,仮説を開示するという,従来インタビューでは御法度とされてきた技法が,実は本音を語ることを促す可能性が示唆された.

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この記事のもとになっている論文の一つ「本音を語ることを促すインタビュー技法に関する一考察」を読んでみた。 色々と合点がいったのと新たな疑問も。 https://t.co/ZMPc1G6lrL https://t.co/F52RLc9MXS
@daijapan 時間と回数をかけて関係性をつくり、インタビュー対象への誘導的介入も厭わず、インタビューをする人とされる人の二元論を超えた交流から、本音を引き出すインタビューが生まれるという実験が興味深いところです。それはともかく、インタビュアーの力量が大きいのでしょうね。 https://t.co/L2ojNjCyuL

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