著者
平山 英夫
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.335-345, 2013 (Released:2013-06-28)
参考文献数
9
被引用文献数
12 20

本論文では,福島県等で地表に広く分布した134Cs及び137Cs環境において着用された個人線量計により測定される線量について,モンテカルロ計算コードEGS5で評価を行ったのでその結果を報告する。個人線量計は,実用量である個人線量当量Hp(10)を測定することを目的とした線量計であるが,広く地表に分布した線源による被ばくの場合は,線量計を着用している前面だけでなく若干下向きの角度を中心に様々な角度から光子が入射するため,数値的には実効線量に相当する線量を結果的に測定していることになるという結果が得られた。

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【参考資料】「広く地表に分布した線源による被ばくの場合は,線量計を着用している前面だけでなく若干下向きの角度を中心に様々な角度から光子が入射するため,数値的には実効線量に相当する線量を結果的に測定していることになるという結果が得られた。」https://t.co/PMbMGhWMtI
ファントムでモンテカルロ計算で「ガラスバッジは正しい実効線量」 今後は、実測をお願いだと https://t.co/bOqMS5Iohl どこまでバカなのか はじめから手足頭胸腹股につけて実測してから言え
EGS5による地表面に広く分布した134Cs及び137Csの環境における個人線量計の評価 201211 https://t.co/UlAe83mTuj

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