著者
川嶋 健太郎
出版者
一般社団法人 日本保育学会
雑誌
保育学研究 (ISSN:13409808)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.18-28, 2017 (Released:2018-03-16)
参考文献数
13

本研究では子どもの選択・意思決定を支援するプロセスの全体像を理解するために,幼稚園教諭9名を対象に幼稚園における選択場面での支援について半構造化面接によるインタビューを実施し,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)によって意思決定の発達への幼稚園教諭の支援について質的に検討した。この結果,24の概念と5つのカテゴリーが生成された。子どもの選択・意思決定場面において幼稚園教諭の行う支援のプロセスは次のようなものであった。「支援の準備」では幼稚園教諭は日常の保育で子どもを理解し,選択肢について教育する。次に個々の選択場面で「子どもが選べる選択肢を設定」する。「迷いへの支援」では迷う子どもを見守り,選択を促す。「拒否への支援」では選択を拒否する子どもを見守り,必要ならば説得をする。「こだわりへの支援」では適切な選択をするよう誘導する。

言及状況

外部データベース (DOI)

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自律性支援とは "具体的には子どもが課題に取り組む際に, 課題の目標を説明することや,子どもの気持ち を把握すること,選択肢を提供して子どもに主導権を与えること,子どもをコントロールしな いことなどである。"本文より https://t.co/nRibjhW9jX
子どもが遊びを選択する場面をどのようにファシリテートするか。保育者の専門性の重要な一面だと思う。保育者インタビューをM-GTA分析。>J-STAGE Articles - 子どもの意思決定に対する幼稚園教諭の支援プロセスに関する質… https://t.co/dfH0HwFko2

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