著者
兼子 一
出版者
「宗教と社会」学会
雑誌
宗教と社会 (ISSN:13424726)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.39-59, 1999-06-03 (Released:2017-07-18)
被引用文献数
2

本論文は、「エホバの証人」(ものみの塔聖書冊子協会)の信者による布教活動がどのように行われているのか、という観点から信者の実践活動に関するフィールドワークの一部をまとめたものである。なお、この調査は1992年から1998年にかけて実施している。この研究は、エスノメソドロジーという研究方法を使用することで、「信仰」というものを相互行為と考え、「布教と受容」の相互反映的なプロセスとして解明することを目指している。ところで、エスノメソドロジーの主な分析方法としては、「会話分析」と「ワークの分析」と呼ばれるものがある。そこで、この論文では、「ワークの分析」と呼ばれる方法を採用することにした。論点として、信者が布教プロセスにおいて、相手を納得させるために、どのようにカテゴリー群を使用していくのか。そして、その語用法が参与観察者である「私」にどのような受容プロセスとして立ち現れていたのか。これらの相互作用プロセスに焦点をあてた。なお、会話分析については別稿を用意している。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (8 users, 10 posts, 20 favorites)

なんとこの兼子先生、エスノメソドロジーの会話分析(EMCA)でやったのがエホバの証人の布教活動(いわゆる家庭聖書研究、現在の呼び方は聖書レッスン)の研究なんですよ。それが上リンクの論文。下のリンクは方法論について整理されたもの。 https://t.co/dJSduwUYfy https://t.co/TXT7Ci3CYt
信者が「世代」を語る時 一 「エホバの証人」 の布教活動に現れたカテゴリー化 実践の分析一 兼子一 「宗教と社会 1999 ,Vol.5 :39−59」 じっくり読ませていただいています。 1992~1998年まで、研究生?としてフィールドワークをされているのが大変興味深いです。 https://t.co/AZUr54nV81
信者が「世代」を語る時一「エホバ の証人 」の布教活動に現れたカテゴリー化実践の分析一  兼子一 エホバの証人の先行研究を調べていて発見。 1992年~1998年まで、おそらく「研究生」としてフィールドワークをした分析です。 最後の文はかなり鋭い考察でした。 https://t.co/AZUr54nV81
めちゃくちゃ面白かった J-STAGE Articles - 信者が「世代」を語る時 : 「エホバの証人」の布教活動に現れたカテゴリー化実践の分析 https://t.co/iR1YjAapdj

収集済み URL リスト