著者
猪瀬 優理
出版者
「宗教と社会」学会
雑誌
宗教と社会 (ISSN:13424726)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.19-37, 2002-06-29 (Released:2017-07-18)
被引用文献数
2

本稿は、これまであまり研究課題として取り上げられてこなかった宗教集団からの脱会について、ものみの塔聖書冊子協会からの脱会者39名を事例として分析した実証的研究である。特に本稿では、当教団の信者を親にもつ二世信者の脱会にみられる問題に焦点を当てている。本稿では、当教団が、信者にとって脱会が多くの困難や抵抗を生じさせる特徴を持つ教団であると考える。脱会の問題を考える手がかりとして、本稿では組織的離脱と認知的離脱が生じるプロセス、また脱会後に必要となる「社会的リアリティの再定義」の達成に焦点を当てる。このとき、認知的離脱と「社会的リアリティの再定義」の要件として、教団外情報の入手と教団外との人間関係の形成に着目して分析した。事例分析の結果として、一世信者と二世信者ではそれぞれ必要とされる情報や人間関係の性質が異なっていることが示された。

言及状況

外部データベース (DOI)

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普通にダッヂさんが共有してた猪瀬さんの論文に引用されてたわ。「感情的離脱」「認知的離脱」「組織的離脱」ですね。 https://t.co/0wNUqOlVuG https://t.co/yvX4AdCBFf
日本語で読める脱会者についての研究といえば、まずは猪瀬優理先生のこれですね。この研究、脱会した1世信者がほぼ全員脱会カウンセリングで辞めてるんですよね。で、猪瀬先生はそのことを肯定的に評価しているというのがちと問題だとは思いますが、とりあえず他にないので。 https://t.co/3rLWokWN8q
猪瀬先生の論文によると、若い二世三世はインターネットで2、3ヶ月で認知的離脱(ウソと気付く)を果たすという。さらに、認知的離脱をすると脱会がスムーズだそう。 我々がTwitterやブログで発信するのは大いに意味があるということ。 どんどんやりましょう。 https://t.co/HrocyyarRt
pdf 猪瀬優理龍谷大学社会学部准教授。 脱会プロセスとその後 一 ものみの塔聖書冊子協会の脱会者を事例にhttps://t.co/7uqcSbyW0M

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編集者: Pacifio
2022-12-22 23:56:48 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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