著者
石田 雅美 薬袋 奈美子
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画報告集 (ISSN:24364460)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.133-138, 2021-06-08 (Released:2022-06-08)
参考文献数
43

近年、様々な災害が発生しており、災害発生時には都市公園は避難地、防災拠点等となることによって都市の安全性を向上させる効果を有している。今後の災害においても公園が担う役割は多く、災害後に公園を活用するための整備を行うことが重要である。そこで本論文では、災害後の一時的避難生活時に公園を活用するためにどのような具体的な計画が立てられているのか、東京都特別区の地域防災計画・都市計画マスタープラン、緑の基本計画を対象に整理を行った。その結果、水関連施設は多くの区で公園に整備している一方で、非常用便所やエネルギー・照明関連施設、備蓄倉庫は機能に合わせて公園だけでなく他の防災関連施設と分担していることが明らかとなった。

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これは昨日も言いましたが、東京都内ではマンホールトイレを準備してるのが23区中15区あるそうです お住いの場所や勤務地のトイレの設置状況、管理者を知っておくと非常時に役立つと思います https://t.co/0Rf9cMKMZ1 #TBSスタンバイ
@gaoqiaoren この論文→https://t.co/Y89iOf9NPn によると、マンホールトイレは23区中15区で準備(2021年現在)みたいですね。非常用トイレ自体ほとんどが避難場所として想定されている公園か学校にある模様。いざというとき足りますかね。

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