著者
古関 一則 吉川 憲一 前沢 孝之 浅川 育世 水上 昌文
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.271-279, 2015-06-20 (Released:2017-06-09)
被引用文献数
1

【目的】リハビリテーション病院(以下,リハ病院)入院時点の身体状況から,脊髄不全損傷者の歩行獲得に影響を及ぼす因子および予後予測のアルゴリズムを明らかにすること。【方法】脊髄損傷者87名を対象に診療録より後方視的に調査した。調査項目は入院時の基本情報,神経学的情報,動作能力等を含む14項目とし,退院時の歩行自立度を従属変数としたロジスティック回帰分析を行った。【結果】自立歩行獲得にはASIA Impairment Scale・寝返り・Functional Independence Measure認知合計・Walking Index for Spinal Cord Injury IIが,屋外歩行獲得には受傷年齢・立位が予測因子として挙げられた。【結論】リハ病院において使用可能な客観的予後予測の指標を作成できたことは,計画的かつ効率のよい介入内容の選択や目標の統一を図るうえで大きな意義がある。

言及状況

外部データベース (DOI)

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一生懸命学んでいるスタッフも分野が違うと、その領域の重要な知見に触れていいない事があります。当院に研修に来てくれているスタッフに不全脊髄損傷者の回復期における歩行予後の文献を提示しました。増加している「回復期・不全麻痺」に着目した重要な研究ですね。 https://t.co/AuJU72DIDp https://t.co/XGo4eRxrYN
昨日の勉強会の質問者さん(回復期所属かは不明)がおっしゃっていた予後予測の参考として古関先生の研究を挙げておられましたが、退院時の受傷後経過日数が明らかに回復期以上の日数の対象者が含まれているため、介入期間が回復期以上あるということを念頭に置いて予後予測 https://t.co/UXy7IussmR
https://t.co/hpY3AND1TO https://t.co/PPnAm96dbF

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