著者
下井 俊典
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.451-461, 2011 (Released:2011-07-21)
参考文献数
26
被引用文献数
67 26

根拠ある理学療法の確立のため,近年,理学療法評価法の信頼性を検討する報告が多くなっている.信頼性の検討方法には相対信頼性を用いるものと絶対信頼性を用いるものがある.理学療法評価法の信頼性の検討の多くは前者であるが,評価方法を臨床応用する場合,後者は前者に比べて多くの有益な情報を与えてくれる.本稿では誤差の種類について概説した後,絶対信頼性の検討方法であるBland-Altman分析及び最小可検変化量について説明する.

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@oshie 立ち話でしたが、こちらの「評価の絶対信頼性」が参考になります。 https://t.co/4gmaOwDgiY 統計ソフトは、JASP(ブランドアルトマン分析)と https://t.co/BeLrhNDhS3 改変Rコマンダー https://t.co/SCHzVQ14k6 このマニュアルのICCとブランドアルトマン・プロットのところを読むといいです。
https://t.co/L7JEnFQW8p
MCID(臨床的に意義のある最少変化量)のDistribution-based methodには、 ・BlandAltman分析のLOA(誤差の許容範囲) ・SEM(測定の標準誤差) ・MDC(最小可検変化量) があって分かりにくいけどこの論文はその中では一番分かりやすいと個人的に思う。繰り返し読んでる。 https://t.co/5N4qoBTM5D
ウチで使う評価の信頼性をみるために Bland-Altman分析を勉強していますが、下井さんは本当に凄い… セミナーやらないかな? https://t.co/YgwatmTzlA

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