著者
山下 喬之 田口 光 長津 秀文 西田 徳和 東條 夏也
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.915-923, 2016 (Released:2016-12-22)
参考文献数
19
被引用文献数
4 2

〔目的〕理学療法士養成課程における,統一性や客観性が乏しい実習成績評価の問題点を改善する目的で,養成校と実習施設が教育目標と到達基準を明確に共有できる実習成績報告書を新しく開発する.〔対象と方法〕長期臨床実習で使用する実習成績報告書とする.従来の指導者主観の強い実習成績評価方法を学生の能力を客観的に評価可能なパフォーマンス評価概念のルーブリックを用いて作成した.〔結果〕養成校の教育目標と到達基準を明確に表記したルーブリック成績報告書が完成した.〔結語〕ルーブリックは実習成績のみならず新人教育,人事考課まで幅広く活用することができる先駆的な教育ツールで,今後の切れ目ない理学療法教育文化を構築する基盤となると考えている.

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こういう評価基準がちゃんとあって、学生さんも指導者も学校も状況を共有できて評価してもらえるんであれば、みんなWINWINになれる。 https://t.co/owR1sM3Vi8
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「ルーブリックで理学療法士養成課程における臨床実習の成績評価が生まれかわる」理学療法科学 Vol. 31 (2016) No. 6 p. 915-923 https://t.co/cXxdihM2xS PTの育成もいろいろ進化中ですね。 #ken

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