著者
夏迫 歩美 鶴崎 俊哉
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.351-354, 2017 (Released:2017-06-23)
参考文献数
7

〔目的〕後方視的にハイハイ実施状況を調査し,幼児の立位姿勢との関係を明らかにすることとした.〔対象と方法〕保育園に通う3歳から6歳の幼児で,特に整形外科学的・神経学的な疾患を指摘されていない38名を対象に,ハイハイの有無,ハイハイ開始やつかまり立ち開始の月齢などについて質問紙調査を保護者に対して実施した.また幼児の自然な立位姿勢をビデオ撮影し,骨盤傾斜角度と股関節の内外旋を評価した.〔結果〕ハイハイ実施状況によって骨盤傾斜角度に差異はなかったが,ハイハイしなかった児やつかまり立ちが先行していた児には股関節内旋位の立位姿勢を示す児が多かった.〔結語〕ハイハイは股関節肢位に影響している可能性がある.

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@mcZ1242pt これはたしかにって思いました! きっとありますよね!! https://t.co/coleXpf1A5 ハイハイをスキップしたお子さんは股関節が内旋傾向であったとしている報告もあります
夏迫 歩美, 鶴崎 俊哉 (2017) ハイハイの経験は立位姿勢に影響するか? 理学療法科学 32巻 3号 p.351-354 https://t.co/03PRUaMeFo
読む。→ハイハイの経験は立位姿勢に影響するか? https://t.co/0h1kHTPaF1

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