著者
楠 貴光 早田 荘 大沼 俊博 渡邊 裕文 野口 克己 宮本 達也 鈴木 俊明
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.77-81, 2018 (Released:2018-03-01)
参考文献数
11
被引用文献数
3

〔目的〕電気刺激による上腕三頭筋長頭の筋収縮が肩甲骨肢位に及ぼす影響を検討した.〔対象と方法〕健常人の20肢を対象に,上肢を肩関節水平屈曲60°位にて治療台上に保持させた.上腕三頭筋長頭に電気刺激を加え,X線を撮影し,安静時と電気刺激時の肩甲棘内側端と肩甲骨下角の脊椎間距離,肩甲骨上方回旋角を比較した.X撮影には放射線技師および医師の協力を得た.〔結果〕電気刺激時にて肩甲骨下角と脊椎間距離の中央値は7.9 mm,肩甲骨上方回旋角の中央値は9°増大し,有意差を認めた.〔結語〕肩関節水平屈曲60°位にて保持させた際の電気刺激による上腕三頭筋長頭の筋収縮は,肩甲骨外転および上方回旋に作用したと考える.

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⬇️続き 上腕骨頭の関節面に沿って肩甲骨関節下結節が外下方に移動したので、肩甲骨下角と脊椎間距離が離れつつ上方回旋が生じたと思われる。治療の工夫として上腕三頭筋の収縮を促す中で、肩甲骨上方回旋を引き出すのは有用かもしれない。 ⬇️文献情報 https://t.co/6P4gqjfCah https://t.co/Inm1wMnl32

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