著者
岡本 大輔 浦田 尚巳 冨吉 浩雅 藤原 英利 浮草 実
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.71-74, 2002-01-25 (Released:2009-01-22)
参考文献数
12
被引用文献数
4 1

巨大植物胃石による胃壁の圧迫が原因と考えられる潰瘍形成から穿孔に至った稀な症例を経験したので報告する.症例は67歳男性,市販の干し柿を数個摂取した翌日から嘔吐,翌々日から食欲不振が出現し,摂食から1週間後に胃透視および胃内視鏡にて巨大な胃石を指摘された.保存的治療中,穿孔をきたしたため緊急手術にて胃切除術を施行し軽快した.胃石が胃に停滞した場合は潰瘍を併存することが多く,稀に穿孔をきたす場合があり,胃石の大きさにもよるが内科的治療に抵抗性の場合はすみやかに外科的処置をとる必要があると思われた.

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柿8個食うと10×10×8cmの石ができるの、意味不明さでいうとかなりコスパがいいな https://t.co/K4Xv7fneSP https://t.co/W8MfZEJXtI

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