著者
森田 豊
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.121-125, 1977-04-15 (Released:2018-05-31)

1969年12月,アフリカ沿岸で3隻の巨大タンカーが,タンク洗浄中に原因不明の爆発事故をおこした.そこで,その原因の究明と対策の樹立を目ざして内外に研究組織が結成されたが,その結果,原因はタンク洗浄中の静電気現象にあることが推定されるに至った.本稿は,これらの報告書をもとに,タンク洗浄中の静電気現象の解明と,この爆発事故の発火原因の分析とを行ったものである.内容には,洗浄中の帯電現象,電荷の減衰,タンク内の電界と電位,放電とその関連事項を含んでいる.

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"Inside cargo tank of crude oil tanker" https://t.co/We0kfxNmL1 これが液体で埋まるんだからすごいですね。 洗浄といえばタンクを高圧洗浄して静電気で爆発した事例もありました https://t.co/VEq5VAgIQL https://t.co/GHwKxtzejF
規模がでかいが高圧洗浄機で静電気が発生してそれが事故を起こすことはあるもよう / [PDF]巨大タンカーのタンク洗浄中の 静電気現象と災害事故 - J-Stage https://t.co/TgAeqtJnG9

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